術後2日目(入院5日目)
術後2日目。
朝の段階では、特に楽になったとか元気になった感覚もなく、まだまだだるい感じです。
この日の予定は毎日の回診と、1日2回の注射だけ。
朝起きて、顔を洗って、朝ごはんを食べます。
この日から普通のご飯になります。しっかり食べて、痛み止めも服用します。
そしたら…なんだか少し元気になりました。
友達から、午後からお見舞いに来てくれるという連絡があり、楽しみができました。
痛みが強く背中の痛み止めも残してもらうため、この日もシャワーができません。
お昼ご飯を食べて、午後からはお見舞いに来てくれた友達と1階にあるカフェでお茶をして、ゆっくり過ごします。
夜ご飯を食べて、顔を洗って就寝。
しかし、やっぱり痛くて眠れません。なんだろうすごく痛くて痛くて、という感じではないのに、なんだか痛みが気になって気が抜けなくて眠れない感じです。
飲み薬をもらいそびれてしまったので、背中の痛み止めを追加して、きいてきたタイミングで眠りにつきます。
おやすみなさい。
術後1日目(入院4日目)
術後1日目。
早朝から目が覚め、腰や背中、お腹の痛み、喉の痛みと、自由がきかない体にしんどい思いで時間が過ぎるのを待ちます。
明るくなって朝になると、水分が取れます。買っておいた麦茶を少しずつ飲みます。
足につけていたマッサージ機も終了。
少し熱が出たり、寒くなったり、暑くなったり、都度お布団をはいだりかけたりして調整しつつ過ごします。
目をつぶってもあんまり眠れない感じだったかな。
しばらくして、看護師さんが来て、お着替えと歩く練習です。
まずはそのまま、起き上がって、立ってみます。ゆっくり足踏みをして、ふらふらしないか確認。
大丈夫そうなので、尿の管を抜きます。
そのままおしもを拭いてもらい、オムツも外して着替えます。多少出血があるので、生理用ショーツにナプキンをあて、持参していたパジャマを着て、少しホッとしました。
ベットに敷いてあったパットやタオルなども取り外して、スッキリした状態に。
そして、トイレに行ってみます。
看護師さんとともに、ゆっくり歩いてトイレに。無事排尿でき、あとは自分でお部屋に戻ります。
とにかくお腹が固まったようで、そろりそろりとしか歩けない状態です。
この日から2日間、1日2回、血栓予防の皮下注射があります。
痛いのヤダヤダと文句を言う私…しかし全然痛くない。痛くなかった!よかった!
お昼ご飯から食事ができます。
食前に胃腸の調子を整える漢方薬が出ました。
まずは五分粥、柔らかく煮た野菜などが出ましたが、煮汁など汁を主に食べる(飲む?)私…恐る恐るよく噛みながら全体の半分くらいは食べたかな。
午後は母が来て、雑誌とプリンを差し入れてくれました。プリンは甘くて美味しかったけど、熱のせいか口の中がいまいち苦い感じです。
夕方あたりに点滴が終了し、取り外されました。これで体についているのは、背中にある痛み止めの管のみとなりました。
夜ご飯は全粥。おかずも煮た魚や煮た野菜です。今度はよく噛みながら、お粥は半分、あとは全部食べました。
夜は顔を洗って寝る支度。
痛みが強いので、ロキソニンを出してもらいます。
21時にロキソニンを飲んで、就寝。
とてもよく眠れました。
手術当日(入院3日目)
とうとう、手術当日です。
点滴が始まる前に、と顔を洗い、お部屋で待機。
しばらくして、回診があります。
特に変わりないね、じゃあよろしく〜という程度。
その後、少しして、点滴が始まります。
その後は…ひたすら待機となります。
11時頃、そろそろお着替えしておきましょう〜と看護師さんが来て、タオル地のガウンのような服に着替えます。
肌着などはすべて脱いで、上はこれ1枚。
下は着替えずそのまま。手術室で脱ぐようです。
またしばらく待機…付き添いの旦那とともに、ベッドでだらだら…
12時頃、やっと呼ばれました。
お手洗いに行って、看護師さんとともに歩いて手術室へ。
中はすごく広くていくつもの部屋がありますが、とりあえず入って2つ目の部屋の椅子で待ちます。しばらく待つと、オペ室の看護師さんがきて、一緒に手術をする部屋へ。
手術用のベットに横になります。
結構こわいです。でも麻酔科の先生も看護師さんもにこやかで安心しました。
上に来ていた服を脱いで猫のように体を丸めて横になります。
背骨の隙間から針を入れて、管を入れます…痛くはないですが、私はニョロニョロする感覚がわかり、「わああにょろにょろする〜」とか言って…そこから記憶がありません。
「終わりましたよ〜」と声をかけられたのは、先程オペ室の看護師さんを待った2つ目の部屋。
お部屋に戻ったのは17時頃だったと思います。
とにかく寒い、寒いです。若干気持ち悪い感じもあります。あと、肩がいったい!喉も!
酸素マスクが装着され、お布団は2枚と電気毛布、足には血栓予防のマッサージ機が装着されています。
ひたすら寒いので暖かくしながら眠り…
19時頃、体が温まって来て、少しすると今度は痛みもやって来ました。
そのまま寝たりおきたり、体が重いし、お腹も痛い、そして何より腰が痛い!
全然眠れず、時間が進むのがとても遅く感じました。
夜中に看護師さんに痛み止めの点滴を追加してもらって、なんとか眠りにつきました。
入院2日目。
入院2日目。この日はなにやらこまごまと用事がある感じです。
まず早朝に採血があります。寝たままの状態でするので、終わったらそのまま、二度寝します。
朝ごはんの時間になったらご飯を食べて、そのあとは顔を洗って、お部屋でゆっくりします。
10時頃、診察に呼ばれて診察室へ。
軽く体調の確認と、内診をします。
そのあとは、またゆっくり過ごして…
11時頃、今度は処置室へ。
おへそのお掃除と、おしもの毛を2〜3cm剃ります。ささっと終了。
そしてお風呂。午後から入る時間がないので、合間の時間に入る時間を取ってくれました。
シャワーのみですが、頭も洗ってゆったりあたたまります。
そのあとはお昼ごはんです。
手術前最後の食事になるので、コンビニで買ったプリンもデザートに食べました。
そしてまた、ゆっくり過ごしつつ待機…
14時、麻酔の説明に呼ばれ、ちょっと離れた説明室へ向かいます。
簡単な問診票を書いで、順番が呼ばれ、麻酔の説明を受け、同意書にサインをして終了。
先生の診察、とか、説明って、先生のその日の状況次第なので、待機時間が長くなりがちです。
さて、お部屋に戻ったら…とうとうアレです。下剤です。
どんな味かな?白っぽいのかと思ってたら透明ですね。
さあ頑張って飲みましょう〜と看護師さん。
まずは一口…まっ不味い!しょっぱい!苦い!
これはもうほんとうに苦手な味で、こんなに飲める気がしません。
しかし、カップ約6杯(約1L)を、1杯あたり10〜15分かけてゆっくり飲みなさい、という指示。
無理…無理です。1杯目は20分、2杯目は35分…
間に回診で先生が回ってきました。
これ無理です〜〜と訴えましたが、できるだけ頑張って!と言われました。
3杯目を飲み終えたあたりで便意が来てトイレへ。
その後もちょこちょこ飲み、トイレ、と繰り返し…
途中、点滴が開始され、なにやら大きなパックをふたつ点滴します。
ガラガラ点滴を押しながらトイレに通い、最後は2時間以上かけて5杯目を飲み終え、まだ1Lにはもう少しでしたが、消灯の時間になったので終わり。
粒の下剤と、鉄剤を飲んで終了です。
次便がでたら、流さずに呼んで下さいね〜と言われる。恥ずかしいです。
本当は、完全にカスがなくなって透明の便になるまで飲むのですが、私はまだ多少カスが残っている状態でした。でももう、本当に無理…
明日の朝6時までは、透明なお水だけならなんでいいそうです。お茶しかなかったので、小さめなお水を買って…こようと思ったけど、めんどくさいので寝ます。
空腹のまま鉄剤飲んだので、気持ち悪い…気持ち悪いよ…
入院1日目
子宮筋腫核出手術、入院1日目です。
朝、旦那とともに子どもたちを保育園に送って行き、そのあと1人でコーヒー屋へ。
大好きなカフェモカを飲みながら、前もって書いておかないといけない問診票や入院申込書的なものをかきます。ええ、白紙ですので全部ここでかきます。笑
書き終わって病院へ。
入院の受付をして、外来で待機。
ちょっと早く着いてしまったので、コンビニをフラフラしたり、持参した本を読んだり。
11時頃、病棟からお迎えが来て、お部屋へ移動。
入院する病棟は婦人科、乳腺外科、消化器科の患者さんが入っています。
前に子どもが入院したときは、小児科病棟に婦人科や消化器科の患者さんがいたりしたのですが、今日はたまたますいていたようで…
なんと、一番奥の大部屋に1人!
広い!
静か!
明るい!
清潔!
軽く荷物の整理をして、看護師さんに書類を渡したりして、おひるごはん。
お昼を食べたら、お風呂に入ります。
ここのお風呂は、大きな浴槽と、シャワーが3つ。午前は介助が必要な方が入るので、午後の時間帯を前半、後半で男女分かれています。
驚いたことに、女性の時間帯に、好きな時に入っていいこと。他の人がいても。
銭湯のようですね。
小児科病棟なんて、ホワイトボードの予約表に名前を書いて、子どもと一緒に入るのにシャワーのみで、15分以内なのに…
14時から、病棟案内、15時頃から入院計画の説明の予定だったので、13時からの入浴開始時間に一番風呂で入りました。
お湯が熱めで、私にはちょうどよく、ぽかぽかに。
15時半頃、看護師さんから入院計画の説明がありました。
用意しておくもの
・テープタイプのオムツ1枚
・ペットボトルの水がお茶2本(下剤服用時に必要)
説明が終わってから、病院内のローソンで買いました。
ついでに、デザートをひとつ購入。
やっと予定を消化し、あとはゆったり過ごします。頭が疲れているのか、寝不足もあり、本を読んでも内容が入ってこないので、寝ます。笑
21時に、消灯です〜と看護師さんに起こされる。笑
下剤を2錠服用して、顔を洗って。おやすみなさい。
明日の下剤が恐ろしいです。
診察3回目〜手術前検査と手術の説明。
この日は色々と検査があるし1日がかりだなと、気合いを入れて?病院へ。
朝ごはんが食べられないので、お腹が空いています。
まずは、血液検査と尿検査。
それから心電図に呼吸の検査、肺のレントゲン。
迷路のような病院を回って検査するのはまるでロープレのよう。
ひと通り終わって、お昼ご飯。
やった!お腹すいた!午後の診察と説明まで意外と時間があったので、一度病院を出てランチ。ここで旦那も合流。
さて、午後からは先生の診察と説明があります。
手術に関する説明は、必ず家族同伴なので、旦那とともに受けます。
画像や文書で説明を受け、サインをして終了。
各種資料を受け取ります。
その後、採血。
実は私、血液型がRh−なので、念のため自己血を400cc取っておきます。
万が一輸血をする場合、血液の確保が少し難しいこと、自分の血液の方が安心であること、Rh−は抗体が出来てしまうと将来の妊娠に重大な問題があるためです。
Rh−はさほど珍しくはないですけどね。
稀血の方は大変ですね。
全部終わって15時くらいだったので、少しだけ旦那とデート。
コーヒー飲んで、夏のセールで服を買ったり、1〜2時間ですが、とても楽しい時間でした。
余談ですが、旦那はグラニフでトーマスのTシャツをゲット。聞いたら、ずっと売り切れでやっと再入荷したタイミングだったそう。
よかったね。
診察2回目。
さて、どうする?
どうするもなにも、そんな感じなら、このまま様子見るしかないんじゃない?
でももう、毎回生理しんどい。
鉄分サプリをずっと飲み続けるのもめんどくさい。
肌が弱いので、生理中のむれやかぶれ、かゆみもしんどい。
毎回、ナプキンとタンポンと併用していたのですがタンポンって結構高いし、生理用品ってかさばるから買うのもちょっと恥ずかしい。(いい歳して)
いっそ子宮ごと取ってしまったら、生理も無くなるし、妊娠の心配もない、子どもたちとプールに行ったりするのだって、生理を気にしなくていいし、いいことずくめ!
と思ったら、周りの友達や家族からは大反対。
ある程度の歳の人でも、いざ子宮とったらなんだか喪失感で鬱になったりするんだよ
まだ若いし後で後悔するかもしれないし
もともと体にあるものはたとえなんであってもとらないに越したことはない、取るなら必要最小限にするべき
等々…
女性はやはり、子宮をとることに抵抗があるようです。
旦那は、経済的にもう子どもは無理でも、物理的に不可能になることに、多少のさびしさみたいなのを感じている様子でした。
迷いつつも2回目の診察。
前回とは違う先生でした。
MRIの画像もみながら相談。
うん、確かにこれくらい大きかったらちょっと邪魔だよね、と。
いっそ子宮ごと取ろうと思ったこと、周りから反対されて迷っていること、でも今のままはちょっとしんどいこと、何より開腹手術は避けたいことを話し
じゃあ腹腔鏡手術で筋腫だけ取りましょうか。
となりました。
個数は1個だし、以前からあることを考えれば、再発してもまたすぐに急に大きくなることは少ない。
今この子育てに忙しい時期、1回取れば数年は落ち着いて過ごせるでしょうし、その後再発して大きくなる頃にはある程度の年齢になっているしね。
ということで、手術決定。
夏休み期間の8/10にその場で手術の予約を入れます。
手術前の各種検査や説明等のため、7月に診察予約を取ってこの日は終了。
できれば手術までにホルモン注射で少し筋腫を小さくしておくといいそうなんですが、高い注射で我が家はお金がないので、しないことにしました。